2024/10/3
ずっと気になっていた、「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」へ。
噂には聞いていたけど・・・
これぞ、百聞は一見にしかず?
・・・って、照度ゼロの空間だから、一見も何もないんだけども。
控えめに言って、すごかった!
まさに体験学習、いや「体感」したというべきか。
定員8名、平日の昼間なのに満席。友人以外は、はじめましての面々。
小さな戸口から、新しい世界へと少し戸惑いながら踏み出す。一歩一歩、足裏で感触を確かめながら、踏みしめるように歩いていく。
案内人は暗闇のエキスパート、視覚障害者の女性。穏やかに和やかに、ときにユーモラスにアテンドしてくれたおかげだろうか、未知の世界にも関わらず、不思議と怖くはなかった。
純度100%の暗闇の中、にわかに五感が研ぎ澄まされていくのを感じる。お互いに声を掛け合いながら、手探りで周りの様子を確かめたり、白杖を手に足元を探ってみたり・・・
ときに手をつなぎながら、ときに電車ごっこモードで、少しずつ歩みを進める。
ひとはひとりだけど、ひとりじゃない。ひとの優しさ、ぬくもりみたいなものを
ダイレクトに感じられた時間だった。
ネタばれになるのはもったいないので、多くは書けないけど・・・
もし気になっている人がいたら、ぜひ行ってみて―!