セカンドキャリア、はじめました。

棚上げしてきたあれやこれや、どこから手をつけようかとワクワクしています。

銀行から、まさかのロックオン

2023年3月末で早期退職したのですが、遅れること3週間余り、ようやく銀行口座に退職金が振り込まれました。

確かに昨年、定年退職した方から聞いてはいたんです。退職金が振り込まれるや否や、銀行から電話がかかってくるよ、と。

言われたとおり、ビンゴでした。振込日当日の午前中、間髪入れず銀行から電話がかかってきて、ああ、そういえば今日だったかと思い至った次第。そりゃ先方も、さぞ驚いたことでしょう。何年もの間なしのつぶて、半分眠っていたような口座へ、突然降って湧いたように、まとまった額の入金があったわけですからね。

対する私もびっくりです。銀行からロックオンされることに慣れていませんから。

電話口の女性から底抜けに明るい声で、たくさんのご入金ありがとうございます! みたいなことを言われ、いえ、とだけテンション抑えめに答えると、藪から棒に使途を尋ねられました。いやん、エッチ!

検討中です、と答えたら、早速、営業チックな話が始まりそうな気配だったので、話を区切りたい一心で、とりあえず資料を送ってもらえますか、とだけ伝え、受話器を置きました。

後日、記帳のためATMに通帳を開いて入れたら、見たこともないような額が印字されて出てきました。ほほう、なるほど。事前に渡されていた計算表でおおかた把握はしていましたが、それにしても、こんなにも実感が湧かないものなのかしら。

そういえば退職日も涙することなく、終業後のセレモニーでの最後の挨拶も、笑顔オンリーで終わった私。思えば遠くへきたもんだと、それなりに感慨深くはあったけど、後悔はひとつもない。ありがたき幸せ。