セカンドキャリア、はじめました。

棚上げしてきたあれやこれや、どこから手をつけようかとワクワクしています。

うちのミニマム菜園 2023/6/6(ブルーベリー①)

ご紹介が遅れましたが、わが家ではブルーベリーを育てています。事の発端は、コドモン1号が欲しがったから。ちょうど4年前、高校2年生だった彼のたっての希望により、17歳のバースデープレゼントとして「暖地向けラビットアイ系セット」をネットで購入したのが始まりです。

思い起こせば、今年はずいぶんと花が咲くのが早かったような気がします。プチ田舎のマンション住まいでそれなりに高層階なので、ベランダのいちばん端で風よけネットの中で育てているのですが、あれよあれよという間に花が咲き、ポツポツと実がなりはじめ、ふと気づけば、すっかり人工授粉のタイミングを逃してしまいました。

持ち主の1号には折に触れて声を掛けていたのですが、学業が忙しいのか、それとも部活(ワンゲル)が充実しすぎているのか、まるで反応がなく・・・休眠期の剪定でさえ、コドモン2号が本を片手に見よう見まねで行っていた始末です。

さて、前置きはこのくらいにして、まずはうちのブルーベリー3株それぞれの紹介を。

2023/4/27 花が咲いていた頃

うちのブルーベリー(3株)

①ウッタード1号 2019/6/5~ 推定7年生

近くのホームセンターなどでブルーベリーの苗を探して回りましたが、なかなかよいものが見当たらず、結果として「ウッタード」と「ティフブルー」の挿し木3年生苗をネットで購入しました。

樹高約50cm前後の苗2本と専用栽培土とポットと肥料がセットになって届くという、まさに初心者向けの商品。初めてだったので育てやすさ最優先でラビットアイ系の定番だという品種を選んだのですが・・・ツンデレ1号が完全放置プレイで、まず「ティフブルー」がたちまち天に召されました。気づいたら真夏に枯れ果てていた。ここは砂漠か。だってそりゃあそうです、ブルーベリーは成長期にはすごく水を欲する果樹なのに、あげやしないんですから。まったくもう、釣った魚にも、ちゃんとエサをやれっちゅうの!(健全な)マメさがないと、しかるべきときにモテないぞー。

この「ウッタード1号」は初年度、局地的な謎の砂漠期に瀕死状態でほぼ丸坊主となりましたが、数多の生命の危機を乗り越え、不死鳥のごとく復活を遂げ、現在に至ります。根っこが生きていたから、かろうじて再生してくれたとはいえ、7年生(人間なら中学生!)と呼ぶにはさすがに生育がゆっくり。いいんだ、生きてるだけで、まるもうけだから。

お世話係はあくまでコドモン1号というスタンスで、基本的には遠くから見守ってきた母でしたが、かの丸坊主事件以来、根元を中心に地表をマルチングすることだけは、早い段階で介入(植物の生命活動維持のため)。マルチング資材はいくつか試した結果、うちではバークチップを愛用しています。

可憐な花と小さな実と

②ブライトウェル 2020/5~ 推定6年生

「ティフブルー」が朽ち果て、「ウッタード1号」が瀕死の状態となったタイミングでお迎えしたのが同じラビットアイ系の「ブライトウェル」。ホームセンターを数件はしごしたもののなかなか見つからず、最終的に植物の楽園・オザキフラワーパークでようやく出会いました。

わが家の実質的な主力選手 ブライトウェル

③ウッタード2号 2020/5~ 推定4年生

「ブライトウェル」がうちに来た当初、「ウッタード1号」は再生中だったので花など咲くはずもなく、受粉ができずに困っていたのですが、たまたま通りがかったイベントでこの「ウッタード2号」をもらってきて、事なきを得ました。数年を経て徐々に成熟してくるかと思いきや、花は咲けども実はならず、不思議なくらい育ちません。

2023/6/6 実が育ってきた頃

2023/4/27 ➡ 2023/6/6

①ウッタード1号 2019/6/5~ 推定7年生

よくぞここまで再生したものよ

②ブライトウェル 2020/5~ 推定6年生

いちばん充実している元気印

③ウッタード2号 2020/5~ 推定4年生

なんかやさぐれてる感?

<番外編>「ブライトウェル」の鉢に咲く野花

雑草はさっさと取り除くくせに、ゲンキンなもので可憐な姿のこの子だけは、そのままそっと様子をみていました。みるみる大きくなり、今やこの姿です。

「ツタバウンラン」と思われる、野花

2か月近く、そっと見守り続けてきましたが、意外と生命力が強い気が。当面は、「ブライトウェル」と共存共栄を目指します。

*わが家では、「家庭でできる おいしいブルーベリー栽培12か月」を参考にブルーベリーを育てています。